今月は冗談抜きでいつもの二倍忙しくて、笑っちゃうくらいどたばたしてた。
精神的な疲れも強めで、合間に旧セーラームーン観まくってました。旧の作画を愛でて、作監別にキャラの動きをみたりするのです(ゲイのセラオタならほとんどやるやつ)。
セーラームーン作画比較
俺の場合はそれを外国語吹替で観たりしてね。庵野さん作画バンクが美しい。
このダンスが今日みつけてとても良かった。
セーラームーン avecrew version
まあそれはさておき。今日は美容院を今まで三年ほど通っていたところとは別の所に替えて行ってきました。
理由は色々あるんですけど、まあ決定的なのはぼんやり「ゲイなんですよ」と伝えてるのに結婚したほうがいいですよとか、(女性を見つける)恋活したほうがいいですよとかの話を折に触れてずーっとされてたことと、高いシャンプーだのコンディショナーなどを買ってほしいという圧力がこの頃強くなってきたからです。
そこの美容院はイタリアの劇場専属の美容師を十年ほどやってた後に、日本に帰って個人で店を開いた美容師さんだったのだけど、今回はそういうこともあって、色々検討の上で別の所を選んで替えることにしたのです。
最初友達におすすめっていわれたお祭り系野郎がカットしてくれるところは、電話でしか予約を受け付けてくれないのと、あと、遠いのが(美容院へのモチベーションがとても低いパコパコにとっては)しんどくて、今回はナシ。
男くさいとこ、あとちょっと恐いかも。強烈に拒否されるかもって気もしてきたし。
そんで、その後友達たちに Twitter で「ちゃんと検討したり話してくれるところがいいよ」っていうのを教えてもらって、わりとお店の評判のいい地元の大型の全国に展開してる美容院にしました。
最近髪型もなんか、どうやってもぼさぼさになるので変えたいって相談したいなあ、なんて思いつつ。
ほんで行ってきました。
今回のその店の美容師さんはかなり細かく話きいてくれるので、ああでもないこうでもない、これはパコパコは髪型についてこう思ったとか、色々話して、その話を聞いた美容師さんが俺の髪をピン留めして想定の形を見せてくれます。
「って、あれ……」
髪をいじってた美容師さんが訝し気な顔をします。そんで
「これカットが頭の形に合わしてされてないから、バラバラですね。前回新しい美容院に行かれたんですか?」(ほんとはもっと専門的な指摘)って言いました。
エー
エーー?なにそれ。
なにそれ?どゆこと。前はイタリアでぶいぶい言わせてた美容師に八千いくら円払ってカットしてもらってましたって言いにくくなりました。
「今日はどこをどう直すのかお話しながらカットしまして、それで次回はこのカットを踏まえて伸びたら全体的にもっときちんと整えることにしましょう」
と言われ、細やかに前回までのカットがばらばらなところと、パコパコの頭の形と髪の生え方を説明しながら丁寧にカットしていく美容師さん。歯医者の治療を思わせる感じ。
カットが終わったら、なんか普通に髪が整っててびっくりしました。
整髪料つけたら少しまだぼさぼさしたんですけど「ここらへんは髪が伸びてくれないとどうしようもないところなので、次回ちゃんとしたいところです」って言われたところがそうなってるので安心です。
髪が整って良かったですけど、なんかもっと早く別の所の意見聞いておけば絶対変えてたなって思いました。
考えてみるとカットって別に自分じゃわからないから、どっかで一回意見きいても良かったんですよね。パコパコがやったみたいに、個人のところとグループ大型チェーンと極端に違うところで一回意見を比較して自分にあったところをみつけるってのはいいかもしれません。
今回は個人の方より(今思うとイタリアでカットしてたけど日本でずっとカットしてたわけじゃないもんね)大型チェーンの方が良かったですけど、全然逆だってありますし。二つのカットをそれぞれの美容師さんの立場で見比べるって結構いんでない?って今日なんか実感しました。
なによりコミュニケーションが大事って友達から聞いて、ほんとその通りだったと思うのもあります。
別の所とか、たまにいって比較するのは良いと思いました。
あとねー、自分の顔がどんな感じでどういう風に見せたいかってのはやっぱり自分で考えないとダメなんだね。美容院変えるしいい機会だから、今回は事前に自分がどうしたいかを大分検討してから行きました。
カットモデルって大体顔がいいからさあ。自分で「不細工 中年 髪型 清潔感」とか打ってさあ。
なんの苦行だよ。
でも、正直まともに地に足ついた髪型選びができたから良かった。
良かったけど…苦行… 笑 (永遠のループ)