グリルのお花畑
パコパコはグリルは魚を焼くのには使わず、グラタンとかラザニアとかトースト焼くのに使います。
魚焼くのに使ってもいいんですけど、グリルがめちゃくちゃに汚れるのが嫌で、グリル自体は別の魚焼くやつを買ってます。
これこれ。キッチンが狭いから出すのが面倒。
で、まあグリルなんですけど、なんか構造が複雑だし、グリル網自体も洗いにくいしで、本当にめんどくさくて、トーストだからいいやあって思ってちょろっとキッチングリルに水入れて焼いて、
次使う頃にグリルあけたらまた水がなくなってるから水をちょろっと足して、グリルを使ってチーズハンバーグを皿ごとグリルして…とか…
まあ、要は洗ってなかったんです。めんどくさい。めんどくさかったの。
そんで、今日の晩飯は軽くすませようかな、と思って、家にたまたまあったトースト(もらった)で、適当にうまく作ろうと思って起き上がってグリルを開けたんです。
開けたら…
開けたらさ…なんていったらいいの。直接的に言うと「お前もう二度と料理すんなよ絶対」と言われかねない…
まあ、こう、ファーんときれいなお花畑(花開いた浅黒いカビ)がね。こう、グリルの底皿の水受けが広がってましてね。
それがもう乾ききってましてね。
なんていったらいいの。あ、歌います。
今年最後のカビの華を…
二人よりそって眺めると大変なことになるので慌てて風呂場にグリルと網を外してもっていって、ひたすらもう泡の塩素づけ。ぶっしゃぶしゃに。
すげぇ汚ねぇよまじで。目に焼き付いたわ。誰かに責任転嫁したい。
必死で平静を取り繕ってグリルを風呂場に持ってって、相方に気が付かれないようにしたつもりが、花畑みたときにマスオさんみたいな声だしてたらしくて、バレて
「どうしたの……?(またなんかやったのかという含み)」
ってきたけど、「なんでもない!!!!」って言って事なきを得ています。
食べ物にまつわるものなので、丁寧にあらって、塩素でもうヘドロみたいな花畑を落として、グリルを外した後の周辺も全部重曹が含まれている洗浄シートで拭いて
もう一回取り外しのグリルを全部スポンジで洗って、やっと事なきを得ました。
さすがにトースト焼いたとき、トーストの匂いは確認したけどね。大丈夫でした。
それよりも、グリルに火を入れた時にカビと腐臭の混ざった匂いが一旦思いっきり換気口から出てきて吐くかと思いました(たぶんたまっていたのでしょう)。
慌てて窓開ける俺。
吐くかと思った。
トーストおいしかった。だからいいじゃん。ね。
トーストおいしかった。
今日は使ったらすぐ洗いました。さすがに。
食べ物まわりの衛生恐いからね。
あーびっくりした。これは一生俺だけの秘密にしとこ。