ぱこといいます(仮)

特定的な情報(人物描写など)は意図的に情報が改変されています

痛みを求める少年たち(『呪術廻戦』『チェーンソーマン』『鬼滅の刃』)

 

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

  

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

Podcast 『明日もゲイ』の最新回でアソコさんが言っていたけれど、東日本大震災の影響なのかなんなのか、近頃のジャンプのビッグヒットコミックスはどれも過酷な上に無慈悲な部分のある話が多い。

 

鬼滅の刃が女性作家でまだ温かみがあるのに対して、『呪術廻戦』や『チェーンソーマン』は男性という部分もあるのか、さらに冷酷に無慈悲な視点が垣間見える気がする。

 

呪術廻戦』や『チェーンソーマン』の乾いた感じが強いだけでなく、さらにメタ的な視点(作者の「おもしろくなるように描いています、おもしろくなるならどのキャラが死のうが苦難に満ちようがなんでもいいかも」という意図が垣間見える)を感じさせるのが特徴的だと思う。

 

呪術廻戦』や『チェーンソーマン』は、この「漫画ですよ。どうとでもしますし、面白くなるように創ります」というドライな感じが個人的にはちょっと最初しんどくてあまり読み進めてなかった。

 

つくづく漫画というのは、空気感や雰囲気からまるごと伝えてくれるコンテンツだな、と思う。

 

ちなみに、このメタ的な「漫画は漫画ですよ」という視点も新しいもので、メジャーな作品で言うと『ぼくの地球を守って』の作家コメントから始まって、エヴァンゲリオン旧劇場版の「現実に帰れ」で広がった、わりと新しめの概念だと思う。

 

そろそろもう、その視点も浸透しきった…のかもしれない。

 

 この三作品、作画についても、デザインとしての切り口が鋭いのが共通していて、「絵が荒くて少し受け付けない」という人もいたけど、そういった画面を整えるよりも勢いと印象的にどう作画を置くか、という感じが面白いところだと思うので、あまりきれいにしていないというだけで読まないのももったいないように感じる意見ではある。

 

 また、どの作品もアニメにすると映える(映えそう)なのも共通しているんじゃないかと思う。

 

なんだろう、アニメにすると少し漫画でまるごと伝わってくる雰囲気が和らいで、キャラクターごとの立場が強まるのが良く作用しているからかもしれない。

 

あまりに展開が鋭く、早いからパコパコみたいな俗人にはアニメで雰囲気も和らげた上に行間(コマ間)の感覚を補填してくれるのが良いのかも。声優のキャスティングの仕方も鬼滅、呪術廻戦は似ていて、バリエーションある役をこれまでこなしてきた人が多い。きっと、一面的な形でない声質を求めてたりしてるのかもね。

 

 

 作家の朝井リョウさん、歌人の加藤千絵さんがラジオで、「作品を描く時に 3.11 以前にするのか、以後にするのかで悩むときがある」という話をしていたことがあって、それほど日本人の意識に色濃いものなんだな、というのが実感させられる最近のジャンプブームではある。

 

このブーム、正直そこまでついていけてない。男性的なお二人の作品に関してはアニメじゃないとついていけない(辛くなる)。

 

つまり「これは漫画です」というメッセージがまず根底にある上でエンタテイメントとして面白くなるように工夫を凝らして作って、その中で人が生きて死に、戦う物語を読んでいく。そこに救いはなく、ただ人が死に、生きる人はある日急にその生命が終わるまで生きる。

 

純粋なエンタテイメントとして、研ぎ澄まされたものを感じる。

 

そんで『呪術廻戦』と『チェーンソーマン』にも違いがあって、『チェーンソーマン』は視点が低くて、まず生き残ることとその中で唯一の性的な悦びが基本的な支えの構造になっているのもすごい。戦争映画みたいな乾いたバイオレンスの物語だ。

 

呪術廻戦』はもうメインキャラクター二人の終わりは決まっていて、あと二年でどう畳むかということらしいけど(これを事前に普通に宣言するのもおもしろいね)、二作品ともどう終わるかがとても気になる。そして、どう受け止められるかも。

 

新時代になったな、と改めて感じるムーブメントのひとつだと思う。

 

自分を出すのか、『CD Journal (ジャーナル)2021年 春号』

 

『CD Journal (ジャーナル)2021年 春号』を買いました。『そういうゲイならもう一度逢いたい!』の竜さんすぐるさんのプロデュースパンダ記事があるから読みたかったの。

 

そうゲイさんの記事は YouTube のお二人のやりとりの絶妙な楽しさが文章に現れていてとても楽しかった。いやあすごいね。お二人の更なるご活躍を願う。

 

他にも podcast 『over the sun』、

podcasts.apple.com

の鼎談がありましてね。

 

ジェーンスーさん、堀井さん、能町さんの御三方。

 

そこに載ってる話で堀井さんが「自分を殺して黙っている」っていうのがあって、それを読んで最近考えてることが少しまとまってきた気がした。

 

ブログにしても何でもまあそうなんですけど(話変わるけどポッドキャストいい加減やってみたいわ)、自分について書いてる時、いい年とった自分としては「こんなどうでもいいこと書いてもなあ」とか「あんまり自分の意見とか考えや生活を書きすぎると、何か言われそうだなあ」とか脳内でツッコミが常に入っているんです。

 

それでまあこの歳で書くことじゃないかなあ、とか、自分出し過ぎなのに別に面白くもないかなあ、とか思ったのを削除してたんですけど、もうちょい自分の色を出してもええんかな、と最近考え始めましたわ。

 

わりと好き放題言ったり書いたりしてても、人って面白がってくれるもんなんやな、というのはここ最近のYouTubeとかポッドキャストの感じで学んだことの一つな気がします。

 

これの前の、仕事で「なんかこのクライアントさん困るわあ」って話は、そういう意味もあって書いてみたのです。

 

今後はもう少し自分のエゴ的なの出せるといいね、俺のブログもね。

 

 

 

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(ネタバレあり)

ネタバレありの感想です

 

未見の方はみてから読むことをおすすめします。

 

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エヴァンゲリオンの実際のネタバレ考察については、極めてよく感情的にまとまった(文章としては散文的なのが逆にリアルで良い)以下のネタバレ感想が納得して読めた。

 

lacondizioneoperaia.hateblo.jp

nuryouguda.hatenablog.com

空白の期間についてはこれがわかりやすかった↓

 

note.com

 

 終わらせるつもりで作られた終わらせる映画だったので、もう皆さんほんとおっしゃる通りという感じでほとんどわざわざパコパコ側から発信することなんであるんだろうかと思うくらい、もうすべての畑が耕されてしまっている感じがある 笑

 

以下、もう自分の中の回答として書く箇条書き

 

  • 庵野さんすごいねえ。『シンゴジラ』『風立ちぬ(声優)』あたりの新しく庵野さんを支えるまわりの人達のあたたかさとつながりがここまで人を強くするのかと感動した。
  • 特撮、本当に好きなんだね
  • EVA 、もう本当に作りつくしたコンテンツだったのに関係者の人達ごめんね。
    ありがとうって気持ち。二次創作って言われてるの、わかるけど、あの壮大な作りはただただ誠意と努力だと思う。
  • 作画とアクションは確かに新しさがない…けど、これもやっぱり誠意と努力。ごめんねありがとう。正直Qのブンダーでシンジ目覚めた所から、新しさも迫力も薄い感じ、変わらない。庵野さんキレキレは明らかにあそこまで。
  • でも脚本がこれだけまとめて終わらせる方向にもっていけるのだから、文句なんてひとつもない。Qのところから、ここまで持ち直すって驚異だと思う。
  • なにもかも安野モヨコ真希波・マリ・イラストリアスさんのおかげ。ほんとに全部そうなってて、こわい。これにバチギレするオタが多いのは、もうほんとそう。

    でも元々庵野さん高身長スレンダーイケメンヒゲテレクラセックスマンだから、正直オタでも居場所が違うのよ。時代の寵児ってくらいの溢れる才能(と偏執的狂気)もあるしさ…。

    エヴァが好きな人たちのことも、元々別に好きじゃなくて、新劇場版は新しい人達(エヴァオタじゃないエンタメがみたい新しい観客)に向けてできたものだから、こじらせオタは視界にないのはまあわかってたね。
  • 上田監督の映画部で今、まさに過去のテレビシリーズと旧映画みた人の感想みててつくづく思うけど、あんな真っ赤になるほど熱した鉄みたいな情念の爆発って、ほんとすごかったね。あれを今も求める人がいるのはわかる(けど無理じゃない?もう 笑)

    声優さんに何回も何回も何回も何回も、何回もダメだししたり、二日絶叫シーンとってしかも全カット(破のアスカね)とか、コンテの調整がうまくいかなくてみんなの前で絶叫したり、泣いてロッカー蹴って壊したりとか、庵野さんもそんな生き方、もう無理なんでしょ。そんな人、長生きできないものw
  • Q は当時はわりと「アリなのかな…好きじゃないけど」と映画館で観た後思ったけど、あれはやっぱり無いわーって思う。

    特に旧シリーズ追ってた人からすると、設定の難解さとストーリーの強引すぎる展開が受け付けられない気がする。アクションもねえ。映えないし。新キャラも、まあ。うん。ギャルの子以外みんな顔覚えてる?ってなる。

    新劇場版だけしか見てないって人も今は多いはずだから、あれをあんな突き放し方するのはねえ。
  • ケンケンショックは、理解はできるんだけど、まあこれももう終わらせるアニメだから…という消極的な形で納得した。でも、相田ケンスケはいいやつだったからなあ。もっとケンケンは生かせる気がした。テレビシリーズの伏線がものすごい生きてたのに。

    トウジと委員長は印象薄かった。それもまあ否めない。
  • でも、いわゆる第3村、綾波(仮)パートは皆が言うほど安っぽくは感じなかった。それよりミサトさんと加地さんの子供ってなあ。それ、最後の最後でやっちゃうんだあって思ったくらい。

    南極突入~アスカシト覚醒は確かに、みんなが言う通り。「みたわあ、前に。どっかで。」ってなる感じが強かった。
  • カジさんをデスノートで言うジョバンニポジションにおいて、エヴァンゲリオンでの、唯一無二の人間味を潰したかわりにケンケンをカジさんポジションに置いてたね。良いけどさ。もったいない。
  • この映画、今のアニオタの人がどう感じるのかが気になった。たまたま俺の隣に自分と同じリアルタイム古参オタがいて、その人たちが上演終わった直後に「終わった。これで死ねる」みたいなこと言ったけど、気持ちはわかる。終わり。お葬式。ほんとそれ。

    最後の精神世界描写(旧映画描写の二次創作的パート)あたりから、完全にもう庵野さんの今の世界を表しつつこの世界を閉じる描写にシフトしていって、庵野さんの精神世界的個人史映画としても終わらせてくれたのは、もうあれも感謝と誠意なんだろうねえ。
  • 「パルスのファルシのルシがパージでコクーンみたいな映画。つまらん」みたいなレビューがあったけど、それがはじまったのは Q からで、しかも極めて表面的な感想。

    でも新劇場版ってこういう感じのライトなオタでも何でもない人が見る気持ちになるアニメ映画シリーズとして成功したのは、すごいよね。

    いいんだよ、表面的で。ごめんね。
    むしろ考察とかいいのよ、もう。
  • できればでも Q をなかったことにするくらい、本筋エンタテイメントに戻してほしかったけど、本当にもう疲れたんだと思う、みんな。
  • リツコがゲンドウを銃でガンガン撃ちまくったの、声出そうになるくらいのカタルシスだった。リツコとしてはさあ、親子二代にわたってさあ。ほんとにさあ。男としてゲンドウはほんとふざけたやつだったよ(リツコ視点)、っていう所からのカタルシス。超気持ちよかった。何発も撃ったのが良い。絶対ロコスな気持ちが伝わってきた。
  • CG作画は悪魔の契約だったのかもね。破まではすごい上手くいってたのに、どんどん制作の大きな足枷になって、CGありきのCGに振り回されるアニメと化してしまった。もしかして、そこまでCGでやらないと現場がもたなかったのかな。


以上。後日加筆修正するかも。

 

 

 

すべての SNS にさようなら(シン・エヴァンゲリオン劇場版 3.0 + 1.0)

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 とうとう今日から『シン・エヴァンゲリオン劇場版 :I■』ですよ。なんか最初は友達と行こうっていってたのに伸びて伸びて、時節柄一人で行った方が良い感じになってしまった上に、急にスパッとこの時期に公開となって、ややとまどいがあります。

 

自分としては特に SNS とかネタバレとかそこまで気にする気もなかったんですけど、公開日が正式に発表されてから、どの SNS 開いてもエヴァンゲリオンの話が出てきます(Tumbler や、はてなでも出てきてる)。

 

これまでずっと見てた自分の総決算的なこともあるので、そうやって、どこもかしこもエヴァの話されてたら、だんだん「ネタバレやっぱり嫌だなあ」ってなってきました。

 

ネタバレする人って、わかっててする人はまだしも、例えば A さんが「悪くなかったよ」とか一言いうだけで、大体「あ、そういう感じの話なんだ!?」ってわかる感覚あるじゃないですか。アレ系のネタバレの方がしんどいです。

 

というわけで、なんとか仕事の合間をぬって近いうちに絶対いくつもりなので、しばらくすべての SNS から離れようと思います。

 

一週間くらい?かな。

 

YouTube も観るのやめようかなあ。絶対あげる人いるよね? YouTube ってわりと 5ch レベルで無法地帯なところもあるし…。YouTube もみるのやめるか……。

 

 

ではまた、その時に…。

 

 

ちょっとだけ停滞のディスペア(リングフィットアドベンチャー体験談3)

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リングフィットはじめてあと少ししたらひと月になりそうな昨今。

 

リングフィットアドベンチャーのペースが毎日じゃなくなった、どっこん。

 

なんつーか筋肉痛というか、全身の痛みがだいぶ強くて、二週間前くらいから

一日休みをいれつつプレイするようになっていたのだけど、

このブログを書いてる今日は三日という中休みをいれてしまっているのでした。

 

三日休みってことはリングフィット週2になりかねないペースになるかもって

ことだけど、まあそれもいいの…かもしれない。

 

このままやめるとかいうことは全然なさそうだからいいんだけど。

 

ペースについては体調を日々見ながら、朝起きて判断しているので

ちょっとまあ予測はできないんだけどね。

 

 

 あのねこのね。そのね、この、(鬱陶しい導入)筋肉痛をおしてやるか、

ちゃんと休息をとるのかが今判断するのが一番難しくて。

 

負荷は下げない方が良さそうな感じだから、下げないでプレイはし続けてます(今負荷 27)。負荷さげても…いいのかもしれないけど、それもねえ。別にやれるから、下げる気は今のところなし。

 

朝起きた時に「これは休もう」という基準になっているのは

 

  • とれない疲れから来る眠気が続いてる
  • 日常動作でも支障がでるほどの筋肉痛が回復してない
  • 膝の痛みがちょっと危うい(歳だからさ)

 

この三つだけ。

 

眠気は、起きてそのままソファで二度寝したりするくらい強いときは止めるし

 

パコパコの場合、上半身はもっといいペースでやれる感じもあるんだけど、大腿四頭筋まわりや、膝あたりの筋肉がちょっとやばそうな感じでピシピシとくることがあって、そういう時は休んでいます。今日まで三日休んでいたのも、それが理由。

 

昨日早く寝たのに今日も午前中ずーっと寝てて、肩痛い頭痛い(*´ω`)ぐぇー

 

今はそこまで体変わってほしいというよりは、このリングフィットの有酸素を日常に取り込むペースを作り続けたいので、そっちを優先した生活にする方向でこれからもやっていくつもりです。

 


なかなか体が変わらないとお嘆きのあなたへ

 

なかなか身体変わってくれないしね!

 

 

 

とっていますか髪のセカオピ(髪切った)

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今月は冗談抜きでいつもの二倍忙しくて、笑っちゃうくらいどたばたしてた。

 

精神的な疲れも強めで、合間に旧セーラームーン観まくってました。旧の作画を愛でて、作監別にキャラの動きをみたりするのです(ゲイのセラオタならほとんどやるやつ)。

 

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セーラームーン作画比較

俺の場合はそれを外国語吹替で観たりしてね。庵野さん作画バンクが美しい。

このダンスが今日みつけてとても良かった。


セーラームーン avecrew version

 

 まあそれはさておき。今日は美容院を今まで三年ほど通っていたところとは別の所に替えて行ってきました。

 

理由は色々あるんですけど、まあ決定的なのはぼんやり「ゲイなんですよ」と伝えてるのに結婚したほうがいいですよとか、(女性を見つける)恋活したほうがいいですよとかの話を折に触れてずーっとされてたことと、高いシャンプーだのコンディショナーなどを買ってほしいという圧力がこの頃強くなってきたからです。

 

そこの美容院はイタリアの劇場専属の美容師を十年ほどやってた後に、日本に帰って個人で店を開いた美容師さんだったのだけど、今回はそういうこともあって、色々検討の上で別の所を選んで替えることにしたのです。

 

 

 最初友達におすすめっていわれたお祭り系野郎がカットしてくれるところは、電話でしか予約を受け付けてくれないのと、あと、遠いのが(美容院へのモチベーションがとても低いパコパコにとっては)しんどくて、今回はナシ。

 

男くさいとこ、あとちょっと恐いかも。強烈に拒否されるかもって気もしてきたし。

 

そんで、その後友達たちに Twitter で「ちゃんと検討したり話してくれるところがいいよ」っていうのを教えてもらって、わりとお店の評判のいい地元の大型の全国に展開してる美容院にしました。

 

最近髪型もなんか、どうやってもぼさぼさになるので変えたいって相談したいなあ、なんて思いつつ。

 

ほんで行ってきました。

 

 今回のその店の美容師さんはかなり細かく話きいてくれるので、ああでもないこうでもない、これはパコパコは髪型についてこう思ったとか、色々話して、その話を聞いた美容師さんが俺の髪をピン留めして想定の形を見せてくれます。

 

「って、あれ……」

 

髪をいじってた美容師さんが訝し気な顔をします。そんで

 

「これカットが頭の形に合わしてされてないから、バラバラですね。前回新しい美容院に行かれたんですか?」(ほんとはもっと専門的な指摘)って言いました。

 

エー

 

エーー?なにそれ。

 

なにそれ?どゆこと。前はイタリアでぶいぶい言わせてた美容師に八千いくら円払ってカットしてもらってましたって言いにくくなりました。

 

「今日はどこをどう直すのかお話しながらカットしまして、それで次回はこのカットを踏まえて伸びたら全体的にもっときちんと整えることにしましょう」

 

と言われ、細やかに前回までのカットがばらばらなところと、パコパコの頭の形と髪の生え方を説明しながら丁寧にカットしていく美容師さん。歯医者の治療を思わせる感じ。

 

カットが終わったら、なんか普通に髪が整っててびっくりしました。

 

整髪料つけたら少しまだぼさぼさしたんですけど「ここらへんは髪が伸びてくれないとどうしようもないところなので、次回ちゃんとしたいところです」って言われたところがそうなってるので安心です。

 

髪が整って良かったですけど、なんかもっと早く別の所の意見聞いておけば絶対変えてたなって思いました。

 

考えてみるとカットって別に自分じゃわからないから、どっかで一回意見きいても良かったんですよね。パコパコがやったみたいに、個人のところとグループ大型チェーンと極端に違うところで一回意見を比較して自分にあったところをみつけるってのはいいかもしれません。

 

今回は個人の方より(今思うとイタリアでカットしてたけど日本でずっとカットしてたわけじゃないもんね)大型チェーンの方が良かったですけど、全然逆だってありますし。二つのカットをそれぞれの美容師さんの立場で見比べるって結構いんでない?って今日なんか実感しました。

 

なによりコミュニケーションが大事って友達から聞いて、ほんとその通りだったと思うのもあります。

 

別の所とか、たまにいって比較するのは良いと思いました。

 

 あとねー、自分の顔がどんな感じでどういう風に見せたいかってのはやっぱり自分で考えないとダメなんだね。美容院変えるしいい機会だから、今回は事前に自分がどうしたいかを大分検討してから行きました。

 

カットモデルって大体顔がいいからさあ。自分で「不細工 中年 髪型 清潔感」とか打ってさあ。

 

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なんの苦行だよ。

 

でも、正直まともに地に足ついた髪型選びができたから良かった。

 

良かったけど…苦行… 笑 (永遠のループ)